ツアー通算4勝の渡辺彩香(28=大東建託)が、6バーディー、1ボギーの67で回り、2位に1打差の5アンダー、首位でホールアウトした。「いい緊張感がありながら冷静にできた」と、声を弾ませた。

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「すごく充実していた」というオフは、ショートゲームに力を入れて練習した。この日も14番パー4の第2打を1メートル、18番パー5の第3打は1メートル足らずと、ともにウエッジでピタリと寄せてバーディーを重ねた。11番パー5では、ピンまで10ヤードのバンカーからチップインバーディーも奪った。「オフの成果が感じられた。今年はプロ10年目。これまで経験してきたこと、勉強してきたことを出したい。あまり意気込みすぎるとよくないので、落ち着いて、やるべきことに集中したい」と、笑顔で話していた。