<第86回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間108キロ)

 総合連覇を狙う東洋大が山上りの5区(23・4キロ)で柏原竜二の前回大会に続く力走で大逆転し、5時間32分2秒で2年連続の往路優勝を果たした。

 山梨学院大が3分36秒差で2位に入り、日体大がトップと4分13秒差の3位。古豪の明大は5区で6位まで後退し、前回総合2位の早大が7位、王座奪回を期す駒大は8位と大きく出遅れた。

 レースは1区(21・4キロ)で明大の北条尚がトップに立つと、4区(18・5キロ)まで主導権を握って首位を堅持。だが5区で東洋大の柏原が自らの区間記録を10秒更新する1時間17分8秒の驚異的なタイムで走り、7位からトップと4分26秒差を逆転した。

 3日の最終日は5区間、109・9キロの復路を実施する。