<全国高校総体:新体操男子団体>◇9日◇◇東京・代々木第1体育館

 新体操男子団体は力強い技を披露した埼玉栄が制した。

 石田監督は「100点です。やりたいことをこれ以上ないくらいやってくれた」と、教え子の演技に感動の面持ちだった。

 一糸乱れぬ連帯感があった。小さなミスでも出来栄えに響く倒立などを積極的に取り入れた難度の高い演技構成だったが、安定感は際立っていた。

 主将の林は「想像以上にみんなの動きが合っていて、今までで一番いい演技ができた。優勝できたのはみんなのおかげ」とチームワークを勝因に挙げた。