東京五輪の新種目として採用が決まった3人制バスケットボールの国内トップリーグの開幕前日会見が16日、都内で行われた。

 注目度が上がっており、DIME.EXEのオーナー兼選手の岡田優介(32)は「風向きが変わったんじゃないかと感じている」と語った。5人制はボールを保持してから24秒以内にシュートを放たなければならないが、3人制は12秒。日本の武器である俊敏性が生かしやすい。世界ランクも男子は10位(女子15位)。岡田は「東京五輪でメダルの獲得も夢ではない」と口にした。

 今季トップリーグは、イースタン、セントラル、ウエスタンの3リーグ制で、チーム数は18。昨季からリーグは1、チームは6増加した。外国人枠の制限もない。中村考昭コミッショナーは東京五輪が開催される20年までに100前後のチーム数を目指す構想を掲げ「取り組みを加速、拡大していきたい。レベルの高い世界の選手との試合が日常的な環境を作りたい」と話した。

 明日17日に東京・立川市のららぽーと立川立飛2階イベント広場で開幕カードが実施される。