リコーがボーナス点付きの勝利で、今季5勝目を挙げた。試合終了間際の後半40分に自陣から攻撃を仕掛け、途中出場のBKアマナキ・ロトアヘア(27)がトライ。計4トライで近鉄に3トライ差をつけ、ボーナス点をたぐり寄せた。

 スクラムなどセットプレーで主導権を握り、キックを用いながら陣地取りで優位に立った。神鳥裕之ゼネラルマネジャー兼監督(43)は「結果的に(勝ち点)5ポイントを取れ、最低限の仕事はできた。でも(トライを)取れるときに取り切れていない。トップのチームとの差を感じている。精度とレベルアップが必要です」と課題に目を向けた。