ハーフパイプ(HP)決勝が行われ、男子はソチ五輪銀メダルの平野歩夢(木下グループ)が95・25点で、2013年8月以来4季ぶりとなる通算2勝目を挙げた。

 ベン・ファーガソン(米国)が89・75点の2位、五輪2大会連続金メダルのショーン・ホワイト(米国)が3位で続いた。片山来夢(バートン)は4位だった。

 女子は日本勢で唯一決勝に進んだ冨田せな(新潟・開志国際高)が80・50点で4位。クロエ・キム(米国)が9月の開幕戦に続いて勝ち、通算勝利数を5とした。

 ◆平野歩夢の話 優勝を狙っていたので、最初から演技の難易度を上げていった。やっとけがをする前の自分の感触に戻ってきた。

 ◆片山来夢の話 ずっと狙っていた板をつかんでの3回転半が決まり、自信がついた。次につながる大会になった。

 ◆冨田せなの話 決勝はめちゃくちゃ緊張した。(表彰台に届かず)悔しいが、自分の力を出し切ることはできた。