国際スケート連盟(ISU)は14日、各国・地域が獲得した来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪のスピードスケートの出場枠を発表し、日本は女子が最大の10人、男子は8人が出場できることになった。

 女子は3枠の500メートル、1000メートル、1500メートル、3000メートル、2枠の5000メートルとマススタートと、全種目で最大の数を獲得した。男子は長距離以外の種目で最大数を確保したが、1万メートルで逃した。11、12月のワールドカップ(W杯)4大会の結果で決まった。

 W杯の出場レース数や3位以内の回数など、日本スケート連盟が設定した条件を満たした女子短距離の小平奈緒(相沢病院)、1500メートルの高木美帆(日体大助手)は代表選考会(27~30日・長野市)出場を条件に、既に五輪代表入りが決まっている。