初の五輪出場を目指す女子の本田真凜(16=大阪・関大高)は、最終滑走でSP6位スタートとなった。

 今大会はSPの衣装をピンクから紫の“勝負服”に変更し気持ちを新たに臨んだ。

 冒頭の3回転フリップ-3回転トーループは危なげなく着氷。後半の3回転ルッツでは着氷でバランスを崩し左手をつく場面もあったが、表現力豊かな演技で観客を魅了した。本田は演技後、悔しそうな表情を浮かべた。

 首位坂本花織(シスメックス)とは6・94差。2016年世界ジュニア選手権女王の本田が初の五輪代表の座へ向けて、フリーに全神経を集中させる。