レッド・カンファレンス(紅組)3位の東芝は昨季王者で同1位のサントリーに24-28で惜敗し、日本選手権決勝トーナメント進出はならなかった。

 序盤からFWを中心とした連続攻撃で攻め続け、同34分には密集状態からフッカー湯原が逆転のトライを決めた。FWの激しい攻防戦が続き、日本代表主将でNO8のリーチのユニホームが破れる場面もあった。前半を12-10で折り返すも、後半は疲労などから反則を与えて勝負あり。

 瀬川監督は「勝つことができず非常に残念。悔しいの一言です」。リーチは「前半はやりたいことが出来たけど、後半はダメだった。フィジカル強化が課題。(本社が経営問題でも揺れており)魅力あるチームにしないといけない」と悔しそうに話していた。