卓球女子で、世界4位の石川佳純(24)が7日、所属の都内にある全国農業協同組合連合会(全農)を訪れ、昨年度の報告を行った。

 1月の全日本選手権では準決勝で伊藤美誠に敗れ「すごく残念な結果だった」。しかし、4月29日から、スウェーデンで世界選手権団体戦があるため、「今年の目標はそこ。まずは決勝に進んで、中国に勝ちたい」と、全日本の悔しさを世界で晴らす。使用球がセルロイドからプラスチックに変わったため、昨年からより攻撃的なプレースタイルを模索中だ。「すべては東京五輪でまとめるため」。そのために、今は過程の時期と結果が出なくても耐える時だ。まずは、4月の世界選手権団体戦で弾みをつける。