三遠ネオフェニックスが88-66で新潟アルビレックスBBを下し、今季初の7連勝を達成した。第1クオーター(Q)のみリードを許したが、第2Q以降は攻撃のリズムを奪い、失点を抑えた。2月に特別指定選手契約で加入したSGダシルバ・ヒサシ(浜松学院3年)は、公式戦初出場を果たした。昨季、シーホース三河でマークした中村太地(20=富山)の19歳7カ月のB1最年少出場記録を18歳9カ月17日で塗りかえた。

 第4Q残り1分38秒、88-61の場面でSG岡田慎吾主将(34)に代わり、大歓声を浴びてダシルバがコートに入った。すぐさまパスを受け、右サイドから3点シュートを狙った。その後もドライブから後ろに下がりながらのシュートを放つも、得点はなかった。B1初の高校生出場となったダシルバは「濃厚な時間で疲れました。次はスタッツに残る活躍をしたい」とコメント。今後はチームの信頼を得て、出場時間を延ばしにいく。【大野祥一】