東京オリンピック(五輪)新種目スケートボードの西村碧莉(16)が、サーフィン、スケートボード、スノーボード等で活躍した選手を表彰する「ジャパンアクションスポーツアワード2018」のスケーターイブザイヤー女性部門を2年連続で受賞した。20日、都内で行われた表彰式に出席した西村は「2年連続でいただいて、うれしい気持ちがいっぱいです」と喜びを語った。

 昨年7月に行われた世界最高峰の戦いXゲームで初優勝。しかし同年10月に左膝前十字靱帯(じんたい)断裂のけがを負い、11月に再建手術を受けた。「今はけがを治すことに専念したい。5月のXゲームも出られる気配がない。2018年はけがを治して、強い自分になれるようになることが目標」と言った。

 平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)はスピードスケートマススタートの高木菜那(25=日本電産サンキョー)の金メダルが印象的だったという。「ニュースで見て、あんな大舞台で金メダルを取れるメンタルを見習って、自分も強くなっていけたら」と話した。