卓球のドイツ・オープン女子シングルスで中国の2選手を含む5人を破って優勝した石川佳純(全農)が27日、羽田空港に帰国し「今までのワールドツアーの優勝とは内容が違う。いろんな選手に勝つことができうれしい」と喜んだ。

 継続的な体力強化で球威が増し「決めきるボールを打てるようになった」と、カット主戦型も苦にしなくなった。決勝で戦ったカット型の徐孝元(韓国)からは「ドライブが速くなった」と指摘されたという。

 4月は6日からのアジア・カップ(横浜文化体育館)、29日開幕の世界選手権団体戦(スウェーデン)に臨む。