1日に静岡県袋井市のエコパスタジアム内に設置された「ラグビーワールドカップ2019組織委員会静岡地域支部」が9日、同所で開所式を開いた。この日が業務開始日となり、冒頭で職員6人に対し、静岡支部長の藤原直宏氏(60)は「エコパでは日本対アイルランド戦を含めて4試合が行われます。これらの試合を円滑に実施するのが私たちの任務です。日本のみならず、世界からお見えになる多くの方に対し、県と連携し、準備していきましょう」と話した。

 同支部は日本で来年9月20日から開幕するラグビーW杯2019の成功にむけて、組織委員会と開催都市との橋渡し役を務める。23日から始める大会ボランティアの募集PRや、会場の警備計画、選手、関係者の輸送計画などに着手していく。藤原氏は「4試合で来場される20万人のファンに、安全に楽しんでいただくために力を尽くしていきます」と気を引き締めた。【大野祥一】