世界ランキング21位の錦織圭(28=日清食品)が、全仏自身7度目のセンターコートで天敵をフルセットで撃破だ。過去3勝2敗で、同51位のブノワ・ペール(フランス)に6-3、2-6、4-6、6-2、6-3のフルセット、2時間59分で勝ち、3回戦で同65位のシモン(フランス)と対戦する。シモンとは初対戦。また、錦織がセンターでフランス選手に勝ったのは初めて。

 主な一問一答は次の通り。

 -戦い終えて

 錦織 相手は、全くほかの選手と違うタイプなので、本当に難しかった。それにグレートなバックハンドがあるし。とにかく勝ててよかった。

 -最終セット、どうやって勝ちにつなげたか

 錦織 なるべく自分から重いボールを彼のフォアに集めたり。なるべく左右に動かせるようにしたりした。ちょっとアグレッシブにプレーできたことで、よりチャンスが広がってくれた。

 -ドロップショットに悩まされた。

 錦織 ほぼ取れなかった。タイミングも読みづらいし、取りに行くと疲れるし。毎回ですけど、あんまり攻略できない。彼とやる時はすごくあのドロップは悩まされる

 -第1セットと第2、3セットの違いは

 錦織 自分の悪い癖。直さないといけないところ。簡単に言えば、ちょっと攻めるのを止めたので。そこでちゃんと1セット目みたいな作戦を持って打ち抜くことができていれば、セカンドも取れたと思う。