チームNO・1のエンターテイナーがコート内外で盛り上げる。男子プロバスケットボールBリーグ、レバンガ北海道の松島良豪(26)と多嶋朝飛(29)が5日、札幌市内で契約更改会見に臨んだ。松島は18-19シーズンの目標に、チャンピオンシップ(CS)進出に加えて、観客動員数日本一を掲げた。

 松島は5月に終わった17-18シーズンで、2年連続全60試合に出場。さらにコート外でも独特の存在感を見せた。「1人でも多くのファンに来て欲しい」と、ホーム試合前にはユニークなパフォーマンスで観客を魅了。SNS上で「劇団松島」と名付けられた。Bリーグ年間表彰式でチームが「BREAK THE BORDER賞」を受賞すると、松島は壇上で、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」に合わせコミカルに「バブリーダンス」を披露して会場を沸かせた。

 17-18シーズンはホーム観客動員数が、133%増で初めて10万人を突破。Bリーグ1部18チーム中2位に躍進したが、1位の千葉とは4万3000人超の差があった。松島は「観客数で追いつき、追い越せるように(パフォーマンスを)引き続きやっていきたい」。プレーだけじゃなく「公演」でも北の大地を熱くする。【浅水友輝】