2020年東京五輪・パラリンピックのマスコットの名前が22日、決まった。五輪の「ミライトワ」とパラリンピックの「ソメイティ」。東京大会組織委員会が都内で行ったデビューベントで発表された。

 五輪マスコットの「ミライトワ」は「未来」と「永久(とわ)」という2つの言葉からの命名。素晴らしい未来を永遠にという願いが込められている。

 パラリンピックマスコットの「ソメイティ」は、桜の「ソメイヨシノ」と英語で「とても力強い」という意味の「so mighty」から生まれた。

 東京大会のマスコットは史上初めて小学生の投票によって決定。昨年12月に3作品が発表され、投票の結果今年2月に谷口亮氏デザインのものに決まった。組織委のマスコット審査会ではネーミングを検討し、国際オリンピック委員会(IOC)理事会の承認を経て決定。この日、正式なデビューとなった。

 「ミライトワ」と「ソメイティ」は今後、東京大会ならではのメッセージを日本中、世界中に伝える大会アンバサダーとして、さまざまな活動をする。