宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が、国際スケート連盟(ISU)非公式ながら世界1位の186・69点をマークし、1位で日本の2年ぶりの優勝をけん引した。女子は、平昌五輪(ピョンチャン・オリンピック)6位の坂本花織(18=シスメックス)が130・28点で2位、同4位の宮原知子(20=関大)が127・99点で3位だった。

昨季シーズン途中まで故障で苦しんだ宮原が「この場に立てることがありがたい」と2年ぶりの出場を喜んだ。跳び方を改良している最中で、ジャンプミスを連発。「満足いく結果ではなかった」と反省も、「今季はチャレンジするシーズン。失敗しても思いきって演技していきたい」と前を向いた。