競泳男子の瀬戸大也(24=ANA)が、400メートル個人メドレーと200メートルバタフライの2種目でトップになった。

400メートル個人メドレーは予選を4分9秒20の全体トップで通過した。瀬戸は「調子は良さそうなので、予選は軽く、楽しく、泳ぎました。今回は記録にはこだわっていないので。(大会後は)高地合宿にいくので、そこでしっかりと練習をやれれば、今年は絶対に世界記録が出せると思う」と手応えを口にした。決勝は4分1秒62とタイムを上げた。自身が持つ日本記録3分56秒33には及ばなかったが、納得の泳ぎを見せた。

この日2種目目の200メートルバタフライでも、1分49秒87で1位だった。「フィーリングがよかった。最後にスパートもかけられたし」と手応え十分だ。

2年に1度開かれる同選手権で瀬戸は同種目3連覇中。12月の同中国大会では、4連覇とロクテ(米国)が持つ世界記録3分55秒50の更新を目指している。