アジアの女王が、一気に東京オリンピック(五輪)の金メダル候補に躍り出た。ジャカルタ・アジア大会パーク種目で優勝した四十住(よそずみ)さくら(16)は準決勝を5位で突破。8人が4回ずつ滑って争う決勝では3回目に59・00をマークして「初代女王」の座についた。今年5月に初めて行われた日本選手権を制した勢いに乗ってアジア大会で優勝し、世界もとった。

日本勢の圧倒的な強さが目立った。16年Xゲームでアジア人初の女王となった中村は準決勝を1位通過。決勝1回目に52・04で2位につけたが、逆転を狙った2回目以降でミスを連発した。それでも四十住とともに「ワンツーフィニッシュ」。世界で活躍する「日本のダブルエース」が、初の大舞台の表彰台に並んだ。

東京五輪に向けて、女子のパークは超有望種目。日本ローラースポーツ連盟の横山純氏は「実は、一番金メダルに近い」と話す。世界最高峰のプロツアー「VANSパークシリーズ」は今季全4戦あったが、四十住と中村が各1度優勝している。日本代表の西川監督が「女子は楽しみ。世界のトップレベル」と話していた以上の大活躍。2年後の東京五輪に向けて、日本の金メダルが見えてきた。