競泳男子の瀬戸大也(24=ANA)が22日、米アリゾナ州フラッグスタッフでの高地合宿を終え、帰国した。

明日23日から東京スイミングセンター招待記録会に出場。強行軍となるが「いいトレーニングもしているので、少しでもいい記録を出せたらいい」と抱負を語った。50メートルの自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、200メートル個人メドレーの5種目に出る。

約3週間の合宿では、陸上トレーニングや「マックスの1つ手前ぐらい」という強度の高い練習を重ねた。「すごく自信になる練習がつめた」と語った。まず直近の照準は短水路世界選手権(12月、中国・杭州)。400メートル個人メドレーの4連覇だけでなく、世界記録の更新を狙う。「世界記録を出すことで来年の世界水泳にもつながってくると思う。すごく大切なポイント」と力を込めた。

また今日11月22日は「いい夫婦の日」とされる。その話題を振られると、元飛び込み選手の優佳さん(23)を妻に持つ瀬戸は「今日は付き合った記念日でもある。帰って家族で過ごせたら」と話した。