ボクシングのWBO世界フライ級王者田中恒成(23=畑中)のいとこで、ショートプログラム(SP)首位の横井ゆは菜(18)が初優勝を果たした。

フリーもトップの119・98点を記録し、合計181・84点。2位はSP2位の荒木菜那(16=いずれも愛知・中京大中京高)で合計170・90点、3位にSP12位の川畑和愛(16=N高東京)が合計158・16点で滑り込んだ。

横井は2つのジャンプで回転不足があったものの、全てを着氷させる好演技。3つのスピンでも、全て最高のレベル4を導いた。

長年挑み続けた頂点にようやく立ち「また、さらに頑張らないといけないなと思いました」。19年3月の世界ジュニア選手権(クロアチア)代表に内定し「もっと細かいところを確認して練習しないといけない」と気を引き締め直した。