Bリーグ新潟アルビレックスBBは今日5、6日の第18節、京都ハンナリーズとアウェーのハンナリーズアリーナで対戦する。4日はバスで現地に移動し、調整を行った。今年24歳の年男、PG森井健太(23)とSG/SF石井峻平(23)が決意を持って新年初戦に臨む。

森井と石井は1日、一緒に長岡市の平潟神社に初詣。森井は「ケガなく、いろいろなことにチャレンジする1年に」、石井は「健康に過ごし、チームを勢いづけるプレーができるように」と願った。

その思いをさっそく示すのが京都戦だ。現在3連勝、中地区首位と好調なチームを、さらに乗せるのが若手の役目。森井はここまで3度の2ケタ得点をマーク。1試合平均2・6アシスト。数字以上に「リングに向かって攻めていけるようになった」。ドリブルからレイアップに行く積極性で、相手守備をかき回す場面が増えたことに手ごたえを感じている。

石井は、前節富山グラウジーズ戦の出場時間は2戦合計で2分13秒。「出られないのは自分の実力不足。周囲にいいお手本がたくさんいるので、そこから学びたい」。先輩たちを見習いながら、がむしゃらに実力アップを目指す。持ち味は体を張った守備と3点シュート。「京都戦は、出番がきたらまず守備から入り、隙を見てシュートを狙う」。

若手の前向きさが連勝を伸ばす力になる。