過去22度の全日本選手権(皇后杯)優勝経験を持ち、今大会で6連覇を狙うJX-ENEOSサンフラワーズは、シャンソン化粧品シャンソンVマジックに83-61で勝利し、12日の準決勝に駒を進めた。

渡嘉敷来夢(27)がチーム最多の20得点を挙げ「チームとして勝てたことが1番大きい。我慢して攻めて、最後まで守り切れた」と笑顔。昨年から先発の5人のうち2人が変更となった今季。渡嘉敷がアウトサイドにいる時間も増え、「スリーポイントも(スペースが)空いたら思い切り打とうと思っている」と積極的な攻めの意識も持って戦いに臨んでいる。

Wリーグも10連覇中の常勝軍団では、「勝たなきゃいけないと思わないようにはしてるんですけど、でも、負けたくないです。勝って強いことを証明したい。優勝は簡単なことではないことは分かっているので、挑戦者として今コートに立っています」。勝利へのプレッシャーにも打ち勝ちつつ、あと2つの勝ちをつかみに行く。