競泳男子の瀬戸大也(24=ANA)が、地元・埼玉からプレ五輪イヤーをスタートした。14日、埼玉・川口市内で行われた埼玉県SC(スイミングクラブ)新年ジュニアに出場。短水路(25メートルプール)の同大会で100メートル平泳ぎを59秒41、同自由形を49秒96、同バタフライを51秒21で泳いだ。

会場の川口市立東スポーツセンターは中学時代に毎週のように通っており「最初に(かつての)自分のホームプールで泳げた。泳ぎもそこそこよくて、まずまずのスタート」と喜んだ。レース後は約30分間のサイン会を行った。「自分もジュニアのころに日本のトップ選手が出るとビデオを回したり、サインをもらった。自分がその立場に立ててうれしいなと思います」としみじみ。今年の大目標は、世界選手権韓国大会(7月)での金メダル=東京オリンピック(五輪)代表内定。初心に帰って、決意を新たにしていた。