フィギュアスケート女子でグランプリ(GP)ファイナルを制した紀平梨花(16=関大KFSC)が15日、兵庫・西宮市役所での「西宮市スポーツ特別賞贈呈式」に出席した。

入り口では自らが通った広田幼稚園の園児16人に出迎えられ「祝福されてうれしかった」。同園ではこの日の見学会に8組の入園希望者が参加するなど“紀平効果”を実感する毎日といい、上田尚子園長(38)は「活発で何でもできる子だった」と再会を喜んだ。昨年12月の全日本選手権後に靴を新調した紀平は「シーズンより確率が上がっている」と3回転半の仕上がりも順調だ。