バスケットボール男子のBリーグのオールスター戦が19日、富山市総合体育館で行われ、B・WHITEが142-130でB・BLACKに勝った。

地元富山出身の馬場雄大(23=A東京)が6本のダンクシュートを決めて会場を沸かせた。最優秀選手(MVP)にはB・WHITEの大塚裕土(31=富山)が選出された。

馬場が故郷をダンクシュートで魅了した。先発し第1クオーター(Q)から豪快に、得意のステップからリングにたたき込んだ。計6本も決め「満足です。疲れました」と笑顔を見せた。田臥勇太らB・BLACKのチームメートからも「ダンクをやっとけ」と背中を押され、第4Qには自らのシュートが外れかけたが、リングにぶら下がりながら右手で押し込んだ。

地元富山での開催に「試合で帰れてうれしい。今後につながる1歩になれば」と言った。「富山県特別賞」で名物のほたるいかや白えびも贈られた。「富山の食材はやっぱり食べたいし、持ち帰って独り占めしたい」と笑った。

試合前の「3ポイント・コンテスト」は金丸(三河)が優勝。「ダンク・コンテスト」はエドワーズ、初めて実施されたパス、シュートなどの技術を競う「スキルズ・チャレンジ」は富樫(ともに千葉)が優勝した。【戸田月菜】