20年東京オリンピック(五輪)メダル候補の競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が12日、自身のツイッターで白血病と診断されたことを公表した。10日までのオーストラリア合宿で体調不良になった。8日に緊急帰国して病院で診断を受けて、入院した。

男子競泳界のエース萩野公介(24=ブリヂストン)が12日、米グアム合宿から帰国し、闘病中の池江へエールを送った。知らせを聞いた時は「ビックリしました」。神妙な面持ちながら、言葉には力を込めて「僕たちができる最大限のことは一生懸命練習をして、試合でいい泳ぎをして、璃花子にいいニュースを届けること」。さらに「(東京五輪を)諦めているわけではないと思う。僕たちも精いっぱいやっていきたい」と口にした。また、女子の大橋悠依(23=イトマン東進)も「私たちができることは璃花子の治療を応援すること。自分たちが頑張って、璃花子にも勇気を与えられたらと思います。今はショックですけど、お互いまた一緒のチームになって、一緒に戦いたい仲間です」と言葉を紡いだ。