バスケットボールのB1秋田ノーザンハピネッツ(東地区5位)の3人制日本代表候補、保岡龍斗(23)と野本建吾(26)が、リーグ再開戦で好発進を導く。

1日は2日の大阪(西地区4位)戦に向け、試合会場の由利本荘・ナイスアリーナで完全非公開練習。今季ワーストタイの6連敗中だが、約3週間のリーグ中断を契機に、残り20戦で巻き返す。

5人制以上に攻守で激しく体が当たり合うことも多い3人制。2月11日の三河戦以降、チームはオフ期間に入ったが、同15日から3日間の3人制日本代表候補合宿(岡山)での経験をチームに還元するつもりだ。

昨年に続く選出となった保岡は、シューターとして最後まで打ち切る姿勢の重要さを強調した。「攻撃も守備も体をぶつける強さはスリーバイスリー(3人制)のほうが断然すごい。その中でファウルされても最後までゴールを入れることを諦めないことは、今後強く意識したいところ」。シュート体勢に入ってファウルを受けても、2スローだけでなく、バスケットカウントで最大3点獲得できれば、得点だけでなく士気も高まる。「負けられない試合が続く。みんなのパスを受けて決めることが自分の役割」と闘志を燃やした。

初選出の野本も、代表候補のBリーガーらから刺激を受けて帰ってきた。「うまくなりたい基準が違った。自分ももっと試合で圧倒したい気持ちは強まった」。身長200センチの5人制日本代表経験者だが、移籍した今季は、まだまだ出番が少ない。食生活や睡眠法なども見直し、リーグ終盤戦の殊勲者となる。

残留争いではなく、さらなる上位進出へ、起爆剤としたい大阪との2連戦。オフ返上で得た経験で、白星量産の一翼を担う。【鎌田直秀】

○…ジョゼップ・クラロス・ヘッドコーチ(50)も「必ず勝たないといけない2試合」と語気を強めた。2月18日から全体練習を再開し、守備の徹底に加えて、攻撃の新パターンも試運転。大阪の印象を「かなりタレントがそろい、3ポイントも多く打つチーム」と評し、リバウンドや攻守の切り替えの速さを勝利のポイントに挙げた。