国際スポーツクライミング連盟のマルコ・スコラリス会長(60)が15日、都内で取材に応じ、解釈が不明確だった20年東京五輪開催国枠の扱いについて、世界選手権などの指定大会で五輪出場権を得た日本選手が男女各2人出た場合は、開催国枠の選考をせず当該2人が出場すると説明した。

「開催国枠は五輪出場権獲得者が男女各1人以下の場合」と明言。日本は最大で男女各2人が出場し、8月の世界選手権(東京・八王子)の複合7位以内で出場権獲得。早ければ今夏にも男女全4人の五輪代表が決まる可能性は十分にある。