レスリングの女子W杯に向けた記者会見が6日に都内で行われ、主将を務める57キロ級の川井梨紗子(24=ジャパンビバレッジ)が出席した。16、17日に千葉。成田市中台体育館で6カ国が団体戦で覇権を争う大会を前に、「私もガムを配ろうかな」とニコリとした。

話題は同じW杯で躍進したラグビー日本代表について。チケットが手に入らずに日本戦、決勝などはテレビ観戦となったが、「試合終わるとノーサイド。ああいうのは良いですよね」と感嘆したそう。自身は9月の世界選手権に続き今回もチームで主将となるため、同じ主将のリーチ・マイケルについて聞かれると、「試合前にガムを配っていたと聞いたんです。私もやろうかな」とプランを思い描いた。

日本協会関係者がすかさずスポンサーの「明治で」と頼むと、「チョコにします」と機転を利かせ、「所属が違いますが、うまくまとめていきたい」と抱負を述べた。なおラグビーのタックルとレスリングのタックルについては「全然違う。けど、やっぱり勢いは必要ですよね」と分析した。

女子大会は01年に始まり、日本は昨年までの17大会で10回の優勝。今年は5大会連続優勝に挑む。