ショートプログラム(SP)6位発進の宮原知子(21=関大)がフリー4位の129・33点を記録し、合計192・42点で4位となった。第4戦中国杯は2位。シリーズ2戦上位6人が出場し、自身は5年連続出場を目指すGPファイナル(12月、イタリア・トリノ)に向けて暫定4番手となった。

GPシリーズは最終戦のNHK杯(22~24日、札幌)を残す。GPファイナルへのポイントは1位15点、2位13点、3位11点、4位9点、5位7点、6位5点、7位4点、8位3点。仮にNHK杯の優勝候補であるコストルナヤ、ザギトワ(ともにロシア)、紀平梨花(関大KFSC)が表彰台を独占すれば、現在3番手のテネル(米国)までを含めた6人がファイナル進出となる。

暫定のGPポイント上位選手は以下の通り。

◆1位 トルソワ(ロシア=30点)ファイナル確定

◆2位 シェルバコワ(ロシア=30点)ファイナル確定

◆3位 テネル(米国=22点)

◆4位 宮原知子(関大=22点)

◆5位 ベル(米国=22点)

◆6位 トゥクタミシェワ(ロシア=22点)

GP最終戦のNHK杯出場を残す、有力選手は以下の通り。

◆コストルナヤ(ロシア=現在15点)

◆紀平梨花(関大KFSC=現在13点)

◆ザギトワ(ロシア=現在13点)

◆サモドゥロワ(ロシア=現在7点)

◆林恩讐(韓国=現在7点)

◆アンドリュース(米国=現在7点)

同得点の場合は2試合のうち、順位の高い点を持つ選手が上位。順位も同じ場合は2試合合計のスコア(競技)が高い選手が上位となる。