新潟アルビレックスBBは今季2度目の5連敗を喫した。55-56と1点リードされて迎えた第4クオーター(Q)、反転攻勢を仕掛けるはずが、次第に富山に引き離されていった。

新潟が出口が見えない連敗のトンネルに入った。序盤から競り合ったが、勝ちきれなかった。第4Qは開始から富山のシュート精度が上回った。残り4分29秒のオフィシャルタイムアウトまでに62-69とビハインドは7点に広がった。この試合のターンオーバーは19。第4Qだけで6と追い上げる流れを自らのミスで断ってしまった。

5連敗はすべてホーム。前節横浜戦(7、8日)、そして、この富山戦といずれも中地区勢の対戦だった。富山とは試合前まで5勝13敗と星が並んでいた。勝てば富山と入れ替わって3位浮上のチャンスだったが、逆に5位に後退した。中地区を制覇した昨季は通算45勝15敗だった。今季はこれで5勝14敗。負け数は昨季に近づき、順位は遠くなった。