B1秋田ノーザンハピネッツの中山拓哉(25)は“チームメート”であるブースターの思いを背負いコートに立つ。12日は無観客で実施されるリーグ再開初戦の明日14日アウェーSR渋谷戦に向けて、秋田市内で約2時間のトレーニングを行った。

中山は無観客試合について「ハピネッツはブースター含めてチームだと思っている。アウェーでもいつもたくさん来てくれますし、悲しいですけど、僕たちは画面を通じて見てくれる人のためにも勝たないといけない」と決意を口にした。

中断前最後の試合、2月16日の琉球戦で課題の3点シュートを3本成功させ、7アシスト、3スチールで勝利に貢献。昨年12月に全治6週間のケガを負い、9試合欠場したが完全復活を印象づけた。「プレーできなかった期間はいつもと違う目線でチームを見られた」と常に前向きだった。

そして「相手が僕をマークするときは3ポイントを捨ててという場面が多かった。それを決めきれば、ディフェンスが広がり、他の選手がやりやすくなると思っていた」。3点シュートをさらに磨き、意識改革の成果を示していく。【山田愛斗】

○…秋田の水野勇気社長(37)は無観客の判断が下されたことに、「こういう状況なので仕方ないですし、我々はリーグを続けることが大事だと思っています。いいゲームを映像越しに見ていただきたいです」。無観客で行うホーム戦は現状3試合あり、次戦は大館開催。場所を変えずそのまま行う意向だ。チケットの返金等で「クラブ経営的にかなり大きな打撃」となり、損害額は「3試合で数千万円」の見込みと明かした。