女子の18年世界ジュニア選手権3位の山下真瑚(17=中京大中京高)は、「どうしても降りたかったジャンプだった」と、後半の3回転ルッツ-3回転トーループでの失敗を悔しがった。

冒頭から3回転ループ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)ときれいな跳躍を決めていただけに、悔しさが増した様子。トーループの転倒については「ルッツが高く上がりすぎて後ろに流れなかったかな」と冷静に分析した。得点は60・30点だった。

31日のフリーでは4回転サルコーに挑む可能性もある。「明日はまだ決まってないです。どうなるかなと思ってます」とこれから判断する。今月2日のジャパンオープンでは回避したが、「ジャパンオープンが終わってからの数週間で練習してきたことを出せたらいいなと思います」と見据えた。