「カリコンドルズ」が、ISL2シーズン目のチャンピオンに輝いた。世界選手権13冠の「新怪物」ケイレブ・ドレセル(24=米国)が、スプリント種目で圧倒的な力を発揮。男子100メートル個人メドレーで49秒28をマーク。16日の準決勝で記録した世界記録49秒88を1週間足らずで0秒60も更新。「非常に特別なものだ。このチームがもたらすエネルギー。レースに出るたびに、チームの一部になりたいと願っていた」。

チームは昨年優勝のエナジー・スタンダードに100点近くの差をつけて、頂点に立った。ドレセルは5週間のISLで4つの世界新をマーク。個人でも決勝のMVP、さらにシーズンMVPも受賞した。「このバブル(隔離空間)での生活はとても楽しい時間だった。ISLに感謝してもしきれない。私の人生の中で最も楽しい時間だ」と喜びを口にした。

決勝の順位は以下の通り。

1位カリコンドルズ 561・5点

2位エナジースタンダード 464・5点

3位ロンドンロアー 391点

4位LAカレント 298点