永井優香(22=早大)が、万感の思いを込めて、最後の全日本選手権でSPを演じた。真っ白な衣装に身を包んで、3つのジャンプをすべて着氷。58・99点をマークして18位。演技後、感極まった表情を見せた。

「少しジャンプに不安があったが、本当に最後なので。できなかったらどうしようとか、考えずに。ただただスケートを楽しもうと思っていました。(演技直後は)とりあえずジャンプができてほっとした。立ち上がっているお客さんが見えて、少しうるっと。顔(の表情)はわからないけど、たくさんの方が応援してくれていたんだな、幸せだなと思いました」と柔らかい笑顔で振り返っていた。