男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(26=NTT東日本)が、11カ月ぶりに復帰した大会で決勝進出を決めた。準決勝で昨年大学王者の田中湧士(日大)を21-16、21-16のストレートで下し、3連覇がかかる27日の決勝は、常山幹太(トナミ運輸)対古賀穂(NTT東日本)の勝者と対戦する。主な一問一答は次の通り。

-準々決勝が終わって、入りが悪いと言っていたが

桃田 最初から今日はしっかりと押すことができていた。悪くはないが、多少、甘くなることがある。

-ネット際での攻防が多かった

桃田 少し球を置きにいってしまう。相手は攻撃的な選手。決められたくないと思って、丁寧に行ってしまった。

-意識しているのは

桃田 四隅に散らしていって、相手の読みをどれだけ外せるかが大事だと持っている。

-復帰の大会だが、疲れはあるか

桃田 疲れはない。フレッシュな気持ちでできている。昔のように、少しずつ勝ち進むことで自分が強くなっている新鮮な気持ちになる。

-決勝進出だ

桃田 決勝まで来ることが目標ではない。満足などしていない。明日はなりふり構わずに出したい。

-ホテルで、どうやってリフレッシュしているか

桃田 今回はキングダムの新刊が出ていたので読んでいた。鬼滅の刃の最終巻をやっと買えたので、それを読んだり。普通の26歳と変わらない。