16年リオデジャネイロ五輪男子100キロ級銅メダルの羽賀龍之介(29)が、同じ所属で東海大の後輩でもある太田彪雅(23)に延長の末、一本勝ちし初優勝を飾った。

◆羽賀龍之介(はが・りゅうのすけ)1991年(平3)4月28日、宮崎県生まれ。5歳から柔道を始める。神奈川・東海大相模高-東海大-旭化成。10年世界ジュニア選手権優勝。15年世界選手権優勝。井上監督と出身、出身校、得意技の内股も同じで「後継者」と呼ばれる。左組み。趣味は読書。家族は妻と長女。187センチ、100キロ。

▽男子代表の井上康生監督 羽賀は内容も素晴らしい戦いで全日本を盛り上げてくれた。落ち着いて研究した上での試合運びで、これまでの経験や積み重ねが強さだと思う。