18年平昌五輪銀メダルの小平奈緒(34=相沢病院)が、表彰台を逃した。リンク新記録で優勝した高木美帆(日体大職)に2秒32差の1分16秒34で4位に終わった。レース後、小平は「思った以上に力が入らない。氷を捉えられず、本来の体の深いところで力が入っていない」と敗因を分析。表彰台を逃したことについては「どんな人にも共通するが、人生の中でうまくいかないことの方が多い。そういった中でどう乗り越えていくか。自分なら乗り越えられる。自信をもってやっていきたい」と必死に前を向いた。

前日28日には、得意の500メートルでも高木美に敗れて2位だった。来年2月の全日本選抜競技会長野大会での完全復活を目指し、今月上旬から調子を取り戻すためのリセットプログラムを敢行中。氷上から離れて自身のスケートを見直すなどして試行錯誤を続ける。現在は体を立て直している段階で、あくまでもプログラムの途中だ。22年北京五輪を見据えて「やるしかない。やり残しがないようにやりつくしたい」と言葉に力を込めた。