男子シングルスは及川瑞基(23=木下グループ)が4-3で森薗政崇(25=BOBSON)を下し、初優勝を飾った。ともに初決勝同士の顔合わせとなった。

及川は1-3と追い込まれ、一時はマッチポイントも握られた。しかし、そこから巻き返し、悲願の戴冠。「最初はナーバスになっていたが、決勝の舞台なので思い切ってやろうと切り替えられたのが良かった」。

準々決勝では優勝候補筆頭の張本智和を破った文句なしの優勝。「強い選手とやって勝ち上がってきたので、決勝でもいけると思っていた」と、大会を進めるにつれて自信を付けていった。

日本一に輝いた。今後の目標を聞かれ「全日本が取れたので今後はどんどん世界で活躍したい」と語った。【三須一紀】