ロシアにまた“新世代の風”が吹いた。

ショートプログラム(SP)首位のカミラ・ワリエワ(14)がフリー3位の149・29点を記録し、合計238・00点で優勝。SP4位のマイア・フミロフ(14)がフリートップの162・19点をたたきだし、合計235・96点で2位に入った。SP2位のダリア・ウサチョワ(14)が合計229・71点で3位。22年北京五輪シーズンの来季にシニア転向年齢を満たすジュニアの3人が、表彰台を独占した。

18年平昌五輪金メダルのザギトワらを輩出する、エテリ・トゥトベリゼ・コーチ門下生の3人が、存在感を示した。フリートップとなったフミロフはトーループ、サルコーの4回転を成功させると、フリー2位のウサチョワは完成度の高い演技で演技構成点5項目全てで9点台(10点満点)をマーク。ワリエワはSP同様にフリーでも両手を上げてのトリプルアクセル(3回転半)を成功させ、頂点に立った。

今季は新型コロナウイルスの影響により、3月1~7日に開催予定だった世界ジュニア選手権(中国・ハルビン)が中止。世代の世界一を決める場はなくなったが、来季以降のシニア転向を見据え、世界トップレベルの実力を証明した。

SP3位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(24)はフリー4位となり、合計226・01点で4位。シニア2年目のアリョーナ・コストルナヤ(17)は、SP、フリー、合計(210・20点)ともに6位だった。