日本ラグビー協会は9日、全国高校選抜大会(25~31日、埼玉・熊谷ラグビー場、補助陸上競技場)の開催決定と、出場校、組み合わせを発表した。
前年度は新型コロナウイルスの影響で中止。本年度は無観客での開催とし、開会式は行わない。コロナの状況に変化が生じた場合は再度、主催者会議を開催して審議し、開催可否の最終判断を行う。
出場は32校。25日の1回戦から天理(奈良)-秋田工の名門対決など、好カードが組まれた。1月閉幕の全国高校大会で2連覇を飾った桐蔭学園(神奈川)は高鍋(宮崎)と初戦を戦い、勝ち上がった場合は2回戦で京都成章(京都)-札幌山の手(北海道)の勝者とぶつかる。
出場校は以下の通り。
◆北海道(2校)
札幌山の手、函館ラサール
◆東北(3校)
秋田工、仙台育英(宮城)、黒沢尻北(岩手)
◆関東(6校、前年度優勝1枠を含む)
桐蔭学園(神奈川)、流通経大柏(千葉)、国学院栃木、早実(東京)、茗渓学園(茨城)、日川(山梨)
◆北信越(2枠)
日本航空石川、開志国際(新潟)
◆東海(2校)
中部大春日丘(愛知)、朝明(三重)
◆近畿(5校)
常翔学園(大阪)、大阪桐蔭、天理(奈良)、東海大大阪仰星、京都成章
◆中国(1校)
石見智翠館(島根)
◆四国(1校)
松山聖陵(愛媛)
◆九州(5校)
東福岡、佐賀工、長崎北陽台、高鍋(宮崎)、大分東明
◆開催県(1校、21日に決定)
◆実行委員会推薦枠(東、2校)
佐沼(宮城)、明和県央(群馬)
◆実行委員会推薦枠(西、2校)
洛北(京都)、読谷(沖縄)