アーチェリーの東京五輪代表最終選考会最終日は21日、五輪会場となる夢の島公園アーチェリー場で行われ、女子は山内梓(22=近大4年、浜松市生まれ、浜松商高卒)が五輪初出場を決めた。4人中3人が出場権獲得の条件で、3位に入った。以下は主な一問一答。

 

-今日の試合を振り返って

山内 通過することができてうれしいです。悪天候は予想していたけど、最後の最後まで自分のリズムで打ち抜くことができたのが良かった。

-今日意識していたことは

山内 風が強いので、狙いをしっかりと捉えて打つことを意識しました。

-同じ大学の後輩で、4位で落選した大橋朋花には何と伝えたか

山内 お疲れさまと声を掛けました。

-2次選考会からここまで飛躍できた理由は

山内 フォームを固めたことで、安定感を出せるようになったからです。昨年の選考会からギリギリで通過する感じでしたが、ここ1、2年でフォームがしっかりと固まる練習をして、さらに試合を重ねたことで、メンタル面の成長もありました。精神的に粘り強くなったと思います。

-東京五輪に向けての意気込みは

山内 五輪に出るからには責任があるし、メダルを取りたいなと思います。先輩たちに引っ張ってもらう形になると思いますが、自分のリズムを崩さないようにしたいです。