フェンシング男女フルーレの東京オリンピック(五輪)出場権を争う、最後のポイント対象国際大会となるグランプリ(GP)大会が28日、ドーハで最終日を迎え、決勝トーナメントの準決勝で男子の敷根崇裕(23=ネクサス)がアレクサンドル・エディリ(フランス)に15-14で勝った。13-14から逆転勝ちし、銀メダル以上が確定した。

敷根は17年の世界選手権3位。今大会は3回戦で16年リオデジャネイロ五輪銀メダリストのアレクサンダー・マシアラス(米国)を破るなど、快進撃を続けていた。

日本代表主将の松山恭助(JTB)や、17年世界選手権で銀メダルの西藤俊哉(長野クラブ)は初戦で敗退した。

女子は東晟良(日体大)が3回戦でロシア選手に敗れた。辻すみれ(朝日大)と菊池小巻(セガサミー)は初戦で敗れた。