初優勝を目指すロシアが首位に立った。

女子ショートプログラム(SP)は世界女王のアンナ・シェルバコワ(17)が1位、エリザベータ・トゥクタミシェワ(24)が2位と貫禄の演技。アイスダンスのリズムダンス(RD)でも3月の世界選手権を制したビクトリア・シニツィナ(25)、ニキータ・カツァラポフ(29)組がトップに立った。

主将のトゥクタミシェワは「とてもいい1日だったと思います」と振り返り「キャプテンは光栄で驚きでした」と心境を明かした。

初日を終えての順位は以下の通り。

〈1〉ロシア 49点

〈2〉米国 47点

〈3〉日本 42点

〈4〉フランス 26点

〈5〉イタリア 25点

〈6〉カナダ 23点

 

◆世界国別対抗戦 7度目の開催となる国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝は12点、2位は11点…と与えられ、合計点で優勝国を決める。日本の他にロシア、米国、フランス、イタリア、カナダが参加。SP、フリー(アイスダンスはリズムダンス、フリーダンス)ごとに区切るため、総合得点での順位は得点としない。一方、各出場者(組)の総合得点はISU公認記録となる。