ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(24=クラレ)がギネス世界記録の更新と新たな認定を受けた。

すでに記録を持っていたジャンプワールドカップ(W杯)個人最多勝利数を60回に更新し、同W杯最多表彰台登壇回数109回が新しく記録として認められた。16日、認定式で2つの盾を受け取った高梨は「もっと記録を伸ばしたいと思うし、それにふさわしい実力をつけていかなければいけないと思った」と、さらに意欲を高めていた。

20~21年シーズンは2月19日W杯ルシュノブ大会で3度目の優勝。昨季までの57勝から数字を伸ばした。表彰台には9度立った。3月26日W杯チャイコフスキー大会で2位に入り、男子のヤンネ・アホネン(フィンランド)の記録(108度)を上回り男女歴代単独最多となる通算109度目のトップ3入りを果たしていた。

好結果を残した22年北京オリンピック(五輪)プレシーズンを「自分の思っていた以上の結果がついてきてくれた。そこはすごくほっとしている」と振り返る。海外遠征から帰国後の14日間の隔離期間は自炊しながら「すごく丁寧な生活をしていた」という。その時間を利用して動画で自身の飛躍をチェックしながら「いろいろアイデアを練っていた」と、すでに次のシーズンへ気持ちを切り替えている。「今年よりいい内容のジャンプに仕上げること。五輪にベストを持っていけるように練習に励んでいきたい」と意欲を見せていた。

◆ジャンプの主なギネス世界記録 レジェンドこと葛西紀明は14年にW杯最年長優勝、五輪最年長メダリストなど3つが認定された。16年には、W杯個人最多出場など計5つのギネス世界記録ホルダーに。18年には冬季五輪連続最多出場などを更新し、20年にはW杯個人最多出場回数(569回)の更新が認定された。