日本人7年ぶりのF1ドライバー角田裕毅(20=アルファタウリ・ホンダ)が第3戦ポルトガルGP開幕前日の29日(日本時間30日)前日会見で、ポイント獲得へ意欲を示した。

前回の第2戦エミリア・ロマーニャGP(イタリア・イモラ)では、気負いからミスを連発。決勝では20番手スタートから10位まで順位を上げながら、スピンで順位を下げ開幕戦に続くポイント獲得はならなかった。

「イモラでは目標を高く設定しすぎた。最も走り込んでいるサーキットだということもあって、ここで大きくポイントを取りたいと意気込みもあって、それが逆に出てしまった」と反省した。

今回のポルトガル・アルガルベサーキットは初めて走るコース。「初めて走るコースなのでそんなに簡単にはいかない。フリー走行から焦らず徐々にペースを上げて、予選である程度のポジションにつけて、決勝ではさらにポイントを取るという、もうちょっとクリーンなレースにしたい」と決意を語っていた。(米家峰起通信員)