日本代表(世界ランキング10位)は、19年ワールドカップ(W杯)で歴史的勝利を挙げたアイルランド代表(同4位)に31-39で敗れた。前半から日本らしい速いテンポの攻撃を仕掛けて一時はリードする場面もあったが、終盤は過去1勝9敗の宿敵に主導権を握られて8点差で惜敗した。

アイルランドの現地メディア(電子版)は日本を好意的に報じた。アイルランド公共放送RTEは「観客は、日本の滑らかな動きに彩られた非常に面白い試合を堪能した」。アイリッシュ・タイムズ紙は「アイルランドは後半に調子を取り戻したが、日本の華麗なプレーに苦しんだ」と論評。英紙ガーディアンは「日本はアイルランドを脅かした」との見出しで強豪国を追い詰めた戦いぶりを評価した。