競泳国際リーグ(ISL)の「東京フロッグキングス」(北島康介GM)でパフォーマンス向上を担当するトレーナーの小泉圭介氏と友岡和彦氏が7日、オンラインで水泳界のトレーニングについて語り合った。

2人は昨季から「かえる軍団」に携わっている。4週連続で試合を行ったISLについて、小泉氏は「メインレースにピンポイントで合わせるのではなく、シーズン中のコンディショニングを維持することが必要だった」。レース後にも積極的にトレーニングを導入するなど、連戦に耐えるフィジカル獲得を模索した。

友岡氏は、米大リーグのナショナルズで「ストレングス&コンディショニング」のヘッドコーチを務めるなど活躍。現在は陸上日本代表の1600メートルリレーチームの強化にも携わっている。水泳に携わるのはかえる軍団が初めてだった。「最初は水泳だから、と構えていたが(他競技と)同じアプローチでフィジカルを鍛えると上がる。競技特性よりも、あらためてベースのフィジカルを上げないといけない」と提言した。「かえる軍団」は他競技のメソッドも取り入れている。

この日のイベントは最新のトレーニング器具、知識、技術を提供する北島氏が設立した「パフォームベタージャパン」が主催した。